3日のメールです。 Kさん談; K林です。昨日21時ごろ帰宅し、今日は仕事だったのでまだ荷物がほったらかしです。 韓国は日本と違い毎日好天で、ソヌンサでは4日ほど登っただけで、半分観光でしたが、楽しいクライミングができました。最初全くトポをみてもラインが全く分からなかったのですが、知り合った親切な韓国人や、韓国で英語の教師をしているというカナダ人とアメリカ人のクライマーにラインの位置やルート名をいろいろと教えてもらうことができました。 クライミングの結果は、ZOO(12a)というラインがなんとか1本登れて、他はお勧めルートや、ルート名不明のラインからトポにないラインまで含め5.8から11台まで36本程で、合計37本(トライは39本)ほど登りました。またオンサイトは11bまでというあまり芳しい結果ではありませんでしたが、出発前の数週間は田舎での畑仕事などで疲れきってほとんど登っていなかったことを考えるとまずまずかなと思います。欲を言えば、シナブロ(12b)は登っておきたかったですね。行ってみて感じたのですが、12台ぐらいまではムーヴはそれほど難しくないので、事前に被った長いラインで持久力をつけていけば、もっと良い結果が出たかもしれません。 なかなか良い岩場ですが、やはりちょっと距離的に時間的に遠いのが難点ですね。ソウル辺りにあればもっと日本人が大勢行くと思います。あとは岩質が鳳来湖や有笠と同じ流紋岩なので、石灰岩好きの人には物足りないかもしれませんね。 あとは言葉で、バスの乗り継ぎでも、ホテルでも英語がほとんど通じない状態でまいりました。ネットでカード支払いをしたバウチャーもよく分からない状況でした。やはり「郷に入っては郷に従え」でハングルでの簡単な会話は覚えていくのがいいですね。 食事については、ソヌンサでの食べ物はあまり辛いとは感じなかったのですが、ソウルでは同じようなキムチでも非常に辛く、地域差があるのではないかと思います。 今回登れなかったライン、トライできなかったラインも沢山あるので、また機会があったら再訪したい岩場です。
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