いわ端日記

登ったり走ったり、日々の記録
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...... 2009年01月22日 の日記 ......
■ (無題)   [ NO. 2009012201-1 ]

 今日は、アップするような事は特に無いっす。半日クライミングDVDを見て過ごしてしまった。

 こんな日は、ビレイヤーと気持ちを共有するためにも、僕が気になるとても素晴らしいHPを紹介したいっす。これ一回きりで、リンクするわけでもないので構わないだろう!。

 まず、とても勉強になる有名クライマーのBPだが、趣味思考がとても好き!(特にマニアックな虫と美しい写真)ボルトの施行などは勉強になります「http://www.kemecs.com/blogger/blogger.html

 

 そして、僕がやりたかった、ページをほぼ完成形で行なっている備中の岩場の情報ページ、一度だけ二子で管理者の方にお会いしたが、上品な女性で驚いた、世の中凄い人はいっぱいいる。備中には本当に憧れる!。いつか行きたい。

http://www.geocities.jp/tcnet_climbing/index.html

 

 最後に、僕のHPのリンクになっている「http://homepage2.nifty.com/provence_taizaiki/」 このページは、僕にとって憧れです。何度もお会いしていますが、本当にクライミングに対する、本質を捕らえているその考えや、リラックスした姿勢などは尊敬します。暇になると読み妄想の世界に浸ってしまいます。いつか僕も行ってみたい!。

 

 F田君、陽介君、見といてね。

 

 写真は、全く関係ない。ハシルンダー作成の玩具のケーキだが、最近は逆バレンタインがあるらしい、恐ろしい!

 

 

 

...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2009012201-2 ]
皆さん頑張ってますね。私の方は「明け」でしたが、今日は気になっていた奥多摩のとある場所のボルダー偵察に行きました。いい岩ころだったらトライもしてみようと思っていたのですが、途中から雪が降り始め、現地に着くともう吹雪状態。それでも幾つかあるボルダーを雪を踏みしめながら確かめ、他人はともかく、自分にとってはまずまず楽しめそうな所ということで満足気分で帰ってきました。問題は一部畑の近くにあり、地主から苦情が出なければ良いのですが・・・。乾きは良さそうなので、近いうちにトライしに行ってみようと思います。ところで「逆バレンタイン」などというのは、儲け主義の業界とマスコミの罠ですよー!
さて、紹介されたホームページを覘いてみました。「プロヴァンス滞在記」は以前より何度か楽しく読ませてもらっています。長期の休みが取れたら、ヨーロッパあたりを周ってきたいのですが、仕事がら、なかなか現状では難しいです。
「備中」のページは、岩場の情報も豊富ですが、地域住民までも巻き込んだネットワークづくりが凄いですね。備中は岩場の素晴らしさに加え、地元の理解もあり、何年か前に行きましたが、クライマーにとっては本当に良いところです。備中のグレードは辛目と言われますが、奥多摩と二子で鍛えていれば大丈夫ですよ。昔、自分のサイトにトポを載せたら、フリーファンから苦情が出ましたが、今はあちこちにこういうサイトがあって、そんなことで文句を言ったら時代錯誤ととられてしまいますね。
 飯山氏のページは、ボルトの安全性について、いろいろと参考になりました。まあルートはいろいろな経過を経てその時代の基準で出来上がったものですから、批判するということではなく、現在問題が出てきたのならリボルトが必要ということですね。私のような自分が登るためだけに、後で自然に戻っても良いと思いながら、お金をかけずルートを作っているような人間にとっては、大変有難いことだと思っています。ただ「もしくはルートの存在価値そのものが登るに値しないものである可能性が大であります。リボルト作業はルートの存在意義や歴史的意義や価値も考慮しながら、果たしてこのルートはリボルトするべきだろうか?という原点をふまえて行うようにしています」というのは、客観的な判断などできないのでは。

RCT min 2009/01/24 22:57:36 
■(無題)   [ NO. 2009012201-3 ]
ここで、ちょっと引っかかったところは「P社に恨みはまったくありませんが、25年前にはメーカー指定の正式な取り扱いにより設置されたボルトです。」という件があります。確かにいつからかアルミハンガーについては携帯用であり、ケイビングやビッグウォールの前進用以外では使わないようにとなってきました。そこで穿った見方をすれば、意外と自国で売れなくなったものを情報のない、また規制の緩やかな他国に売るという行為はよくあるようですから、例えば、農薬汚染された食物、サリドマイドなどの薬剤、エイズに汚染された血液製剤、効かなくなってきたタミフルなどと同じような販売のされ方をした可能性がなかったか、輸入業者が安全性について検証したのかなどを確かめておく必要があると思います。といってもなかなか業者から協力が得られない現状では難しいですかね。何れにしても、現在売られているグージョンタイプなどは将来危ないということでしょうか?
話は変わって、飯山氏のページで興味深かったのはクライミング関係よりも「昆虫」の方で、実は私は今の仕事に就く前に、ある研究所の「衛生昆虫部」というところで働いていました。衛生昆虫というのは、蝿、蚊、ゴキブリ等のことで、マラリアを媒介するネッタイシマカや、多量に殺虫剤をかけても全く効かない突然変異した夢の島のハエ、世界最大のゴキブリ‐ブラベルスなどの飼育に関わっていました。そこのドクター達は自分の名前が研究する虫の学名に幾つもついているなど権威ある昆虫の専門家ばかりで、中高と昆虫に興味を持っていたこともあり、いろいろと楽しい話を聞かせてもらったりしました。今もその中で確りと覚えているのは、「生き物は、様々な環境の変化に対応できるよう、遺伝的要素に幅を持って生まれてくる。そのことが多くの個体が耐えられない環境でも、幾つかのその環境に耐えられる個体が新しい世代を担い種を保存していく。言い換えれば、今の環境に耐えられない弱い個体でも、環境が変化したときに耐えられる遺伝子を持つことで、その個体が存在する価値を持つ」というもの。全てに当てはまるとは言えませんが、人間や社会に例えれば、「人の短所は裏返せば長所」、「様々な価値観を抱合した多様性をもった社会が大きな変化に対応できる」、「進化は弱肉強食ではなく環境の変化で起こる」、どうでしょう?

RCT min 2009/01/24 22:59:11 
■(無題)   [ NO. 2009012201-4 ]
私が育ったのは雪国でしたから、冬の採集は、朽木というものもありましたが、オサムシやマイマイカブリ(オサムシと同属)は林道の山側の土手の上部で冬眠する個体を掘り出すというもので、マイマイカブリなどは少し北方系と思われる小さいが色の奇麗なものがよく出てきました。オサムシ類は亜種が多く、地域により少しずつ変化した個体が見られ、緯度や標高によりまた違ったものが棲んでいます。飛べずに歩きまわってばかりで地味ですが、なかなか個性的で魅力的な昆虫です。昔は日本アルプスなどの縦走中でも見つけると採集瓶に入れよく持ち帰りました。他の冬の昆虫はというと、欅の皮の下で冬眠する玉虫の種類を集めたり、雪をかき分け樹木の枝先に産み付けられたゼフィルス(ミドリシジミ類)の卵を取りに行き育てたりしました。田舎がちょうど、ギフチョウ・ヒメギフチョウの混棲するルードルフィア・ライン上にあり、春の羽化の時期によく見に行った記憶があります。東京に来てからは昆虫には興味はありましたが、採集には時々しか出かけずだんだんと下火になり、カラコルムの偵察で4500m付近の氷河で、カルトニウスウスバアゲハ(アポロチョウの一種、日本のウスバシロチョウと同属)採集してきたものの、それも研究所のドクターにあげてしまいました。私の興味が「採集」から「生態」へと変わってきたことも一因かと思いますが、今も外に出かけていろいろな虫を見ると、昔のことが思い起こされて楽しくなります。
RCT min 2009/01/24 23:01:00 
■(無題)   [ NO. 2009012201-5 ]
 コメントありがとうございます。
 僕のクライミングに対する本質的な考えとしては、「初登者がその後10年、20年後にトライする人間のことを、考えて初登した訳では決して無い。その岩を見上げ、そこを攀じることに我慢ができないほど惹かれ、初登している。その繰り返しで、ラインが増え、それがエリアとなり、今に至っている」と思っています。
 これ以上書くと、いろいろ誤解もあるでしょう。そのことに触れ始めると、話が長くおおごとになりそうなのでやめときます。
 大事なことは、全て自己責任であることを理解し、判断できる知識だと考えています。
 
 それは、置いといて。虫博士だったとは知りませんでした。(^ ^)
 ラインに虫の名が多いのも納得です。岩魚(魚類)やエビ、カニ(甲殻類)なんかも地域によって亜種が多いですよね。p(^_^)q
 短所、長所の話はまさにその通りですね。

 2009/01/25 20:38:14 

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