最近休暇は室内に通い、クタクタだ。今朝起きると腕がパンパンで、拳がつくれなかった。手を動かすとゴワゴワする。今日は午前中だけ、U2呑み屋君と御岳で遊ぶつもりだったが、朝起きると外は雨上がりのようで、濡れている。どうもレストしたほうがいいと、天のお告げのようだ。
しかし、家に居ても何をすればいいか困ってしまう。取りあえず庭に出て見ると、雑草が敷きレンガや花壇の隙間から茫々になっている。東の路地にある花壇はノゼリ畑と化していた。午前中、庭の草むしりをして、午後からは山菜でも見に行ってみるかと思い、午後になってから西に車を走らせた。
途中、気が変わり、以前から気になっていたY田和正さんの作品といわれる、マイナーラインを覗いてみようと思い寄ってみた。車には、道具が入っているしチャンスがあれば、「ぶら下がって、ホールドを撫でる事くらい出来るかも!」と思いつつ岩を目指した。このラインは、ウワサでのグレードは伺っていたが、明確には誰がいつ打ったか、初登しているのかも僕は知らない。
ただ、キレイな垂壁に数本ボルトが打たれている。以前から結構魅力的に感じていた。というだけのものだ。
改めて、岩の下にたって4〜5分真剣にオブザベしてみた。
全体で、一箇所3m程、かなりやばそうな部分がある。一本目は下から3m程の所、2本目はその上2m程、そこまではどうにかなるかもと思うが…?
その先はよく解らない。 左カンテを使うのだろうが、どうも持ち所が無いようにも思われる。
そして3本目はランナウトで概ね3〜3.5mはボルトが無い。多分、棒プリで上に抜ける事も出来ないだろう。
かと言って、上から降りるとすると…、ガードレールからの懸垂となってしまう。
上部は街道なので、間違いなく職質対象となってしまう。 …それはマズイ。
岩は、ハングで始まり、垂直壁、薄被り、又垂直壁と波打っている。
この岩には、ボルトの打ち方から、どうも2本のラインがあるように思える。
僕が魅力的に感じたラインの方は、1本目はアルミの8o、ハンガーもアルミ。2本目は遠目では、ボルトは8o。ハンガーはステンの平山ハンガーのように見えるが?もし平山ハンガーなら、ハンガーの穴の径は12o(しか見たことが無い)なのでボルトが10oかも?他のボルトもそれと同じだ。日あたりがよく、状態もいいようである。
岩自体は、かなり風化が進み、粉粉してそうだが、そこが又そそられる。
結果、魅力的ではあるが、今の自分にはリスクが多く思える。いつか「もしかして、これならいけるかも!」と感じるようになってから又訪れようとおもった。そして昼寝して帰りました。